初稿 – 改稿
《臨江仙》
麴櫱鹽梅無舊譜,塵來未皺芳流。
簾前欲去影先留。
緣愁都不守,只道別家秋。
閬苑蓬萊身已遠,青驄且繫書樓。
別期未至不題愁。
炭冰摧過後,吟捻憶君眸。
臨江仙の調べ
麹と麦芽、塩と梅に、古い調合法はない。塵が来ても、芳しい流れにはまだ波が立たない。
簾の前、去ろうとすれば、影が先に留まる。
縁も愁いも守らず、ただあなたの秋を語る。
閬苑も蓬莱も、身はすでに遠い。葦毛の馬を、しばし書楼につなごう。
別れの時はまだ来ない。愁いはまだ書かずに。
炭と氷に打ち砕かれたあと、吟じ、髭をひねり、あなたの瞳を思う。