Hanpu Li 李函璞

臨江仙の調べ

詞

初稿

《臨江仙》

簾影幾宵長共話,露痕初濕闌干。 言猶未了息先安。 夢深渾不覺,月上夜將殘。 他日重簾垂到地,垂來一似從前。 手臨燈畔數迴旋。 明朝風或緊,窗且掩周全。

臨江仙の調べ

簾の影、幾晩も続いた長い話。 降りはじめた露が欄干を濡らす。 言葉は終わらないまま、息のほうが先に穏やかになる。 深い夢のなか、何も気づかず、 月は上がり、夜はもう終わりかける。 いつかまた、重い簾が床まで垂れ、 昔とまったく同じように垂れる。 灯のそばで、手が何度か行きつ戻りつする。 明日は風が強まるかもしれない。 いまは、窓をきちんと閉めておく。